STAFF

社員紹介

教室長
M.K

教室長

M.K

子どもたちの真ん中に関わる人たちの和を築く
中学受験と私学の良さを教えてください
中学受験をして、私立中高一貫校に通うことによるメリットはたくさんあります。例えば学習面だと高校受験がないので中高の6年かけて、大学入試の準備をすることができます。学校の先生方も中学生に対して、大学入試を見据えた授業をしています。これが決定的な違いです。あとは試験を経て入学しているため、ある程度の学力が担保されている生徒が集まります。だからより自分に合った授業を受けることができます。とある私立中学校に進学した卒業生が話をしていたのは、中1の中間考査で理科はテスト自体がなかったそうです。何故かというと、4月5月で入学から2ヶ月ちょっとしかない中で中間考査を迎えることになる。2ヶ月間で授業の中で伝えたことといったら本当に基本的なことばかりで、覚えたら対応できることしか与えられていない中でテストをやっても、結局暗記できるかどうかの確認にしかならないですよね。理科的な思考が身に付いているか、理科的な考え方ができるかということを判断する段階まで達していないから、ここでテストをやってもあまり意味がないのでやらないということを先生が言っていたようです。その話を卒業生から聞いて、私学らしいなと思いました。そういう自由度が高い教育ができるのは私学の良さだと思います。
日能研東海の良さを教えてください
中学受験では県を越えて受験をしていくことがあります。それは高校受験ではあまりなく、中学受験か大学受験でしか見ることができないので、私たちも広く視野を持つことができます。日能研は全国に教室があり、グループ間での協力体制も整っています。その中で、実際に首都圏や関西の受験を見る機会をもらったことはとても良い経験でした。地域によって受験への熱量も違うので、応援の仕方や受験生の人数によって雰囲気にも地域性が出ます。全国の中学受験を現場で見ることができるのは、全国にグループ会社があるからこその経験で他の塾ではできないことだと思います。
イメージ画像
日能研東海のスタッフにはどういう人に来てほしいですか。
とにかく明るい人がいいですね。よく喋る人、ニコニコしている人。楽しそうに仕事をしている人は一緒に仕事をしていて気持ちがいいですよね。最初から自信がある人なんていないですよ。知識や技術は入ってから身についていくので、どっちでもいいと思います。自信がある人ができるとは限らないし、自信がなくて謙虚な人の方が活躍できるかもしれない。だからどんな人がいいかとあえて言えば、明るい人ですね。楽しもうとするマインドが大事だと思います。子どもに対して楽しげに接することができないと、子どもたちも多分楽しくないと思います。中学受験に必要な知識をいかに楽しく伝えていくか、が求められることです。授業をやるからには楽しんでやるという気持ちを持ってほしい。知識や技術は多少未熟でもいいから、楽しげに話をしてくれる先生の方が、多分子どもはついていく。だからそのためには、例えば自分が担当する教科のことが好きであることや子どもたちのことが好きであるということが大事なんじゃないかな。
必要なスキルや能力はありますか。
ただ楽しもうとするだけではなく、考えながら仕事をしてほしいです。仕事の指示に対して、「なぜこの指示が出ているのか」とか、「どのような効果を狙ってこの作業をするのか」ということを、考えるか考えずにただやるかの積み重ねは大きいと思います。「こういう意図があってこの指示が出ているから、こっちの方がいいんじゃないか」とか、「次はこれが求められるんじゃないか」ということを想像しながら、働ける人が成長できる人だと思います。でもこれって、日能研だから、塾だからといって特別なことは何もないですね。求められることはどの会社でもそんなに変わらないと思います。そういう意味で日能研だからとか塾だからって特別な能力やスキルは必要ないです。
良い先生ってどんな先生ですか
僕が思う良い先生は「自分で自分のことを“良い先生”って思っている先生」です。自分はいい授業をしているって言い切れる人、自分の授業に自信を持っている人。誰が良い先生かなんて決められないので、自分自身が決めればいいと思っています。良い先生の要素は、伝えるスキルが高い、図を綺麗に書ける、話が上手い、など様々あると思っていて、例えばペーパーテストをやれば順位はつくけどその点数は良い先生の要素の一つでしかない。僕は日能研東海に入社をして10年以上経つし、その分経験も積んでいるけど、生徒や保護者の中には若手の先生の方がいいって言う人ももちろんいます。それは技術や知識だけではなくて、人柄や関係性、一生懸命さなども含めて感じることなので、当たり前だと思います。実際に良い先生かどうかは生徒や保護者が感じることだから、トータルで「僕の授業いいでしょ」と言える人を増やすことが大事だと思っています。知識や技術は自信を持って授業をするための材料として高めていく必要があるけど、それよりも「自分はいい授業をしていますよ」ってちゃんと自信持って言える人が増える方が良いと思っています。